実は私も筋トレを始めた当初は喫煙者でした。
本気で筋トレに取り組んで行くうちに、喫煙は筋肥大にも良くないとか、本気で筋トレしている人は煙草を吸っていないなどの情報を耳にしませんか?
しかし、少しづつではありますが筋肉は付いているし、マッチョの人が煙草を吸っている写真も見かけるので喫煙しながら筋トレする自分を正当化していました。
しかし、筋トレを継続しているとそれなりに知識も増えてきます。
特にNO系サプリメントなどを知ると違和感を覚えます。
NO(エヌオー)とは一酸化窒素のことで、要は血管を拡張して血液の流れを良くする働きがあると報告されているL-アルギニンやL-シトルリンなどの成分です。
そう、筋肥大させる為には血液の流れが関係してきます。
…まてよ?
煙草って血管を収縮させて血液をどろどろにさせるって聞くよな…
少しでも筋肉が増えるならと、L-アルギニンやL-シトルリンなどで血管を拡張させて血流を良くさせたり、運動中にBCAAやEAAなどのアミノ酸を摂取したり、たんぱく質(プロテイン)や糖質(カーボ)などの栄養素をせっせせっせと摂取しますよね。
忘れがちなことですが栄養は消化吸収されると血液を流れて全身に行き渡ります。
つまり血液の流れというのは筋肉を増やす上でも特に重要な役割があるのです。
トレーニングを終えてプロテインを飲み、『終わった終わったー』と一服すると、煙草がうまいんですよね!分かりますよ。
でも体内では運動により血流がアップ、プロテインを飲んで今吸収されようとしているその時に、煙草によって血流が悪くなります。
たばこの煙に含まれる一酸化炭素は、燃料のガスや木炭などの不完全燃焼によって生じる気体を指します。時に人間を死に至らしめることもある猛毒の一酸化炭素は吸い込むことで、血管内の赤血球と結びつき体中に酸素を運ぶ働きの邪魔をします。 すると、私たちの体は低酸素状態となり、より多くの赤血球を作るため血液の粘度が上がりドロドロになるのです。
結果、筋トレをしても十分な効果を得られなかったりします。ちなみにタバコ1本に含まれる一酸化炭素の量は、致死量の約20分の1などといわれています。
ナチュラルで筋肉を付けようとした時に健康であればあるほど付き易くなるのに対して、足を引っ張るような真逆を行く行為ですよね。
高齢男性を対象に喫煙が筋肉量と筋力に与える影響を調べた研究によると、喫煙歴が長いほど筋肉量と筋力の低下した割合が大きいという研究結果もあります。
一方で、過去に喫煙歴があった場合でも、禁煙期間が長いほど筋肉量と筋力の増加がみられたという嬉しい報告もあります。
参考資料: _pdf (jst.go.jp)
人間はただでさえ食べたものすべての栄養が体内にとりこまれるわけではありません。体内で使われなかったものは、尿や便として排出されてしまいます。
更に栄養の吸収率は人により違いますし、常に一定ではありません。一緒に食べるものによって栄養の吸収を良くしたり、逆に阻害してしまうこともありますし、健康状態によっても変化します。当然煙草を吸っていれば吸収率も変わってくることでしょう。
つまりせっかく飲んだ栄養素の吸収が半減など、少なくとも無駄になっているかもしれません。
プラス思考の人はNO系サプリでプラマイゼロくらいに思っているかもしれませんが、科学的研究結果でも色んな角度で良くないことは周知の通りですが、私の経験で言わせてもらえば、煙草を辞めてから早い段階で急激な身体の変化が起きました。
同じく喫煙者のライバルにも嫉妬されるほど、圧倒的に差をつけることが出来たので、ここまで強くお勧めしています。
煙草を辞めると多くの人が太りますが、その理由としてご飯が美味しくて食べ過ぎてしまうなんて人もいますが、個人的な見解ですが、私自身は禁煙前後で食べる量は変えていないのに筋肉と共に体重が増えた印象なので、恐らく栄養の吸収率が上がったのではないか?とも感じました。(参考までに)
早くこのような研究結果が出てきてほしいものです。
いずれにしても、喫煙しながら筋トレに励みつつ伸び悩んでいる方は、まず間違いなく煙草を辞めれば大きく身体は変化することでしょう。
実際にボディービルディング、ボディーメイクで結果を出している人での喫煙者はいないのです。
ワイルドなマッチョには、どうしてもワイルドな煙草の似合うイメージがあるので、需要としてイメージ写真は今後も出回るかもしれませんが、マッチョになる人は意外と繊細できちんとした性格の人が多いかもしれませんね。
私はアルコールも断って、もう1年経ちますが、禁煙の時ほどの大きな変化は現在は感じていません。
もともとそこまで量を飲むタイプでも無いからかもしれませんね。
休憩に一服するなら煙草ではなく、せっかくですから質の良いプロテインで吸収率をあげましょう。



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